児童発達支援は未就学児の発達を支援する事業である障害児通所支援の一つです。お子さま達は保護者同伴か分離の形態で事業所に通い、心身の機能を向上させ生活する上で必要な動作を習得し、社会性を高めます。児童発達支援のねらいは「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」の領域に分けられています。日常生活の自立支援や機能訓練を行ったり、保育園や幼稚園のように遊びの場を提供したりといった障がいを持ったお子様への支援を目的にここっとでは音楽を介したアプローチを行っております。
障がい児通所支援事業をご存じですか?
私たちは音楽療法を用いた療育を実践しています
児童発達支援
放課後等デイサービス
放課後等デイサービスは、6歳から18歳までの就学児(一部例外あり)が利用する事業であり、児童発達支援と対象者が異なります。サービスの提供は、学校を終えた後や夏休み等の休業日で、児童の発達支援だけでなく社会交流の場所であることが求めらています。社会交流では、友達と関わる機会を得るだけに留まらず、関わる際に必要とされる対人スキルの向上が期待されています。ここっとではその日の活動内容や利用するお子様の特性で大グループ・小グループ・個別活動とグループ分けをし最良の条件で音楽的アプローチを行っています。
音楽療法について
音楽療法とは音楽の持つ様々な力を利用して、対象児が抱えている困りごとの改善を促したり、よりよい生活を送ることが出来るようにアプローチする療法です。日本では音楽療法の保険適用や法整備が実現しておりませんが、海外では国家資格として高齢者・ホスピス・障がい児者・DV被害者など様々な領域で音楽療法のセッションが行われています。セラピストや子供たちの間での非言語コミュニケーションは社会性を買う得していく大きな効果になっていくため音楽療法はこれからの日本の療育分野で飛躍的に活用されていくはずです。
ここっとオリジナル
音楽メソッド
子供達が楽しく自由に楽しく自信を持って自己表現ができるようになるここっと川崎本校音楽療法士考案の多くのオリジナル音楽プログラムを提供しています。対象のお子様の特性によっても多少アレンジを行いますが、ゲーム感覚でビートを感じる、世界観に入り込む、感情を身体で表現する、テンポ感や音の大小の感覚を自分でとらえる事が出来るなどの目標を持って日々の音楽活動を行います。この活動を継続していく事で後述のImprovisational Dramatic Play with Accompanying Musicのグループ活動に繋げていく事が可能です。
I.D.パムメソッド
Improvisational Dramatic Play with Accompanying Music 伴走音楽による即興的劇遊びの頭文字を取った[I.D.パムメソッド]日本音楽療法学会認定音楽療法士の中井深雪先生考案の音楽療法を大きな柱とし、それに到達すべくお子様たちは日々の音楽活動の時間を使い、ビートの表出・楽しく自由に表現する術などを少しずつ身に付けていきます。個々の今までの音楽的環境や能力などは全く関係ありません。療育時間や親御様とのお話の中からお子様の好きな事や得意なものを知り、それに基づいた今必要な音楽的・社会的・学習的要素渡等を含んだプログラムを組んだ上で活動を行った後に評価を行い、次のセッションに向けて一人一人に対しての考察・計画を行っていきます。
ここっと 川崎本校について
2021年4月、音楽療法を必要としている多くの子供達に提供したいと、音楽療法士によて開所された児童発達支援・放課後等デイサービス多機能型障がい児通所支援事業所です。 【ここっと】とは個々と心に寄り添っていきたいという思いでつくった造語。 アスペルガー・ADHD・自閉症・LD・場面緘黙・知的障がいなど、様々な障がいを持ったお子様をお預かりしています。音楽療法はもちろん、工作や調理、運動、SSTなど多岐に渡るグループや個別指導によって支援計画書に基づいたきめ細やかな療育を提供しています。
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